歴伝奉行

2018.7.20

「土用の丑に鰻」は源内の才能から生まれた江戸の習慣?!

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トウザイ〜トウザイ〜

本日、土用丑の日〜!

どうも、こんウナギ! 歴伝奉行です。

今日は土用の丑の日ですが、鰻食べましたか?

夏場の鰻は売れないと頭を悩ませる鰻屋のために、我らがさぬき市出身の偉人 平賀源内が

「本日土用丑の日」

と書いた紙を鰻屋に貼り付けたことから、この習慣が始まったという噂がありますが…

さぬき市志度にある「平賀源内記念館」でお聞きして見ると、実際には源内がそうしたと書かれている書物はいまだに見つかっていないのだそうです。

 


 

では日本人はいつから「土用の丑」に鰻を食べるようになったのでしょう?

江戸時代の風習を描いた「明和誌」によると、その頃にはすでに土用の丑に鰻を食べていたという記述が残っているそう。

それ以前から「土用の丑に『う』のつくものを食べると夏バテしない」と言われていて、この背景と源内が自著の作品に「鰻」のことをよく綴っていたことから、

「土用の丑の日に鰻を食べよう!と言ったのは平賀源内」

という噂が街を駆け抜けたのでは…と言われています。

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ただ、その噂が平成の世まで残ったのは、「源内が鰻好きだから」という理由だけではありません。

当時、歯磨き粉や麦飯、餅など、様々な商品の宣伝文句である「引札(ひきふだ)」を書くことを生業としていた源内。

折込チラシのようにどの世帯の目にも触れる「引札」の中で、まるでテレビショッピングのように並ぶリズミカルな言葉たち。

読むだけでワクワクします!

彼の戯作者としての才能が世に広く知られていたからこそ、「鰻が売れる文句を考えたのは源内」というのが残っているのではないでしょうか?

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●現在、平賀源内記念館では、源内が書いた「引札」の文章を実際に見ることができます。

口ずさみたくなる文面を眺めれば、源内が幅広い天才であったことがますますわかるはず!

ぜひ足を運んで見てみてくださいね^^

平賀源内記念館、平賀源内旧邸
香川県さぬき市志度587-1【地図】 
開館時間/9:00~17:00
休館日/月曜日(祝日、振替休日の場合はその翌日)
入館料/大人500円、大学高校生400円、小中学生250円
TEL.&FAX:087-894-1684
ひらめき平賀源内記念館ホームページはこちら

 

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